突発性難聴

・一側の耳に突然発症する原因不明の感音性難聴で、多くは耳鳴りや耳閉感を伴い、重症例ではめまいを伴う場合があります。耳鼻科ではステロイドの内服や点滴により治療しますが、治療開始が遅れた場合や重症例では聴力が回復しなかったり、耳鳴りなどの後遺症が残ることも多いので、早期に治療を開始することが大切です。

・突発性難聴は早期に針治療を開始することで、特に効果が得られ易い疾患です。千秋針灸院では重症例を除いて、発症後数日以内に針治療が開始できた場合には、ステロイドの点滴等をしなくても1回~数回の治療で完治します。聴覚器周辺の循環低下が要因となりますので、早期に問題が解決すれば素早い回復に繋がります。

・発症から時間が経過している場合には、聴力や症状の完全な回復は難しくなりますが、程度により残存する耳鳴り等が弱まる等の改善は得られますので、お早めにご相談下さい。

 

2019年09月03日