黄斑上膜
・加齢による硝子体の変性に伴い、網膜黄斑部に硝子体の一部が残って肥厚したものが黄斑上膜です。他に外傷や手術、眼疾患が原因になることもあります。徐々に視力が低下したり、物が歪んで見えるようになるため、眼科での治療は自覚症状が強まれば硝子体手術を行います。
・千秋針灸院では、針治療により視力の改善などが得られることから、硝子体手術を回避したい患者さんが来院されています。針治療により黄斑上膜が解消するものではありませんが、網膜感度や視機能の調節が改善することで、視力等は数年以上の長期に渡って良好に維持され、当面の手術は必要なくなっています。治療間隔は週1回程度から始まり、2~4週に1回と比較的少ない治療で済むのも特徴です。