外傷・手術後の後遺障害

 

外傷による視機能障害
・外傷による視機能障害の原因には様々ですが、眼周囲の違和感や前頭部痛、複視、眼球麻痺、眼瞼下垂、視力低下、角膜や虹彩などの前眼部の損傷、黄斑円孔、裂孔原性網膜剥離、視神経損傷、網膜損傷などがあります。外傷は基本的に眼科での処置や手術が必要になりますが、その後の回復状況が思わしくない場合には、針治療もご検討ください。

各種手術後の後遺障害
・手術は成功を期待して行われますが、例えば安全な白内障手術でも稀に合併症が出現し、眼内炎などの重篤な場合もあります。針治療は手術による物理的な欠損には無効ですが、視力・視野を含めた様々な視機能の低下や、頭痛や眼痛、違和感等いった症状に対しては、良好な結果が得られるケースが多くあります。

千秋針灸院では、眼科領域の豊富な症例数を基に様々な実績を重ねてきましたが、外傷や手術後の合併症は程度や状況の差が大きく、実際に針治療を数か月程度は行ってみないと、結果が予測できないケースも多いです。また時間が経過した症例ほど、回復は難しくなる傾向がありますので、お早めにご相談下さい。

2019年07月09日